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クリニックからのお知らせ

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クリニックからのお知らせ

当院で実施している臨床研究について

※当院で実施している臨床研究について

当院では、高知大学医学部 呼吸器・アレルギー内科と以下の研究を実施しております。この研究は、後述いたします過去と2024年人間ドック健診データを用いて行います。このような研究は、国が定めた指針に基づき、対象となるお客様のお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報公開することが必要とされています。
利用する情報からは、氏名、住所、個人IDなど直接個人を特定する情報は削除します。また、研究成果は学会や雑誌等で発表しますが、その際も個人を特定する情報は公開しません。
ご自身またはご家族等が、健診データを研究に使用してほしくないと思われる場合や研究に関するお問い合わせなどがある場合は、下記の「問い合わせ先」へご照会ください。研究不参加を申し出られた場合でもなんら不利益を受けることはありません。

研究テーマ
健診受診者における加熱式たばこの経年的な肺機能への影響
1. 研究の背景
慢性閉塞性肺疾患(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:COPD)はたばこ煙を主とする有害物質に長期間暴露されることで生じ、正常に復す事のない気流閉塞を来すことで定義される疾患である。最近新しく出現した加熱式たばこは、紙巻きたばこに比べて有害成分が少ないハーモリダクション製品(健康や社会的リスクが抑えられる)として選択されているが、加熱式たばこにおいても発がん物質をはじめ、多くの種類の有害成分が含まれている。しかしながら加熱式たばこよる人体にどのような長期的な健康影響が生じるかは明らかになっていない。
2. 研究の目的・方法
人間ドック健診受診者における喫煙状況別の肺機能の推移(肺機能検査結果)、加熱式たばこ群の肺機能低下に関与する因子の探索的検討によって、加熱式たばこによる肺機能の悪化や新規の併存症(別の病気)の出現など健康への影響(特に呼吸器疾患に対する)を明らかにする。
症例対照コホート研究
3.研究期間と対象
2016/4月~2019/3月に当院人間ドックを受診され、この期間に1回以上の肺機能検査を行っており、かつ2024/5/20~11月末(予定)に人間ドック受診時に肺機能検査を行う満45歳以上の方。
紙巻きたばこ以外のたばこを吸っている方に対する面接。面接は保健師が行います。
3. 研究に用いる情報
人間ドック検査データ(身体測定、血液検査、肺機能検査、心電図検査、画像診断結果)
問診調査票(既往歴・現病歴、喫煙、飲酒、運動、食習慣等)
4. 外部への情報提供
人間ドック健診データの提供は、氏名、住所、個人IDなど直接同定できる個人情報は削除し、特定の関係者以外がアクセスできない状態で行います。個人対応表は当クリニックの責任者が保管・管理します。
5. 研究組織
高知大学医学部 呼吸器・アレルギー内科
高知検診クリニック
6. お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせください。ご希望があればほかの研究対象者個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究に関する内容、関連資料を開示いたしますのでお申し出ください。

〇照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
住所:高知県高知市知寄町2丁目4-36 医療法人 健会)高知検診クリニック
電話:088-883-9800(保健指導部直通)
担当:桑尾麻記(保健師)

研究責任者
高知検診クリニック 井上修志
研究代表者
高知大学医学部 呼吸器・アレルギー内科